化石というと何を思いうかべますか。恐竜の化石やアンモナイトの化石など、いくつか見たことがあるかもしれませんね。化石は土の中で長い年月をかけて作られます。

　永久凍土（とうど）と呼ばれる、地面の水分がこおってしまった土の中から発見された化石もあります。体がこおって保存されるので、えさとして食べていたものが胃の中から見つかることもあるんですよ。

　さらにうんちや足跡（あと）など、生活をしていた跡が化石として残っていることも。

　他にもキラキラした宝石の化石もあります。白色や茶色だけではないんです。真っ黒な化石もあるんですよ。

　また体や骨などが立体的に残っているものもあれば、ぺちゃんこにつぶされたもの、液体のものもあります。

　化石が作られる時の環境（かんきょう）は、それぞれちがいます。だから化石には色々なものがあるんですね。