AFGHANITE
【アフガン石】
どんな石?
1968年にアフガニスタンで発見されたことからこの名前がついたアフガナイト。鮮やかなブルーのものが有名だが、無色のものや白いものも存在し、そこに硫黄が含まれることにより濃淡さまざまなブルーの色味が生まれる。また紫外線を照射すると黄色やオレンジ色、ピンク色に蛍光する。通常光下でも紫外線下でも魅力的な鉱物だが、衝撃を加えると一定方向に割れる性質(劈開〈へきかい〉性)を持つ上に硬度もあまり高くないため、取り扱いには注意が必要である。
もっと詳しく
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分類
ケイ酸塩鉱物
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化学組成
(Na,Ca,K)8(Si,Al)12O24(SO4,Cl,CO3)3・H2O
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色
無色、白、青
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産地
アフガニスタン、アメリカ、ロシアなど
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条痕
白
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モース硬度
5.5~6
結晶の形

八面体
三角形の面が8つある立体

柱状
細長い柱のような形で先が尖っているものもある

六面体
四角形の面が6つある立体

十二面体
五角形の面が12個ある立体

板状
板のように平たい形
鉱物の加工

ラフ
大きな結晶を砕いたままで磨かれていないもの石らしくゴツゴツしている

タンブル
大きな結晶を砕いたのち磨いたもの磨かれたことによって元々の輝きや透明度が増す

スライスカット
平たくカットして磨いたもの表面の模様が見やすい

ファセット
石の表面を多数の切り口でカットして磨いたもの計算されたカットから反射した光が輝く

カボション
ドーム状にカットして磨いたもの。真上から見た形は様々で石の模様や色が際立つ
鉱物を知る