Hackmanite
【ハックマン石】
どんな石?
ハックマナイトはソーダライトの変種である。ロシアで最初に発見され、フィンランドの地質学者、ビクトル・ハックマンにちなんで命名された。色は白色・灰色や淡いピンク色・紫色だが、紫外線を照射すると濃いピンク色や紫色に変色する。この変色はハックマナイトに含まれる硫黄が紫外線を吸収することにより起きる。濃くなった色は紫外線の照射を止めてもすぐには戻らず、徐々に元の色へ戻っていく。
もっと詳しく
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分類
ケイ酸塩鉱物
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化学組成
Na₈Al₆Si₆O₂₄(Cl.S)₂
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色
白色・灰色~淡いピンク色・紫色
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産地
ロシア、アフガニスタン、ミャンマーなど
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条痕
白
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モース硬度
5.5~6
結晶の形

八面体
三角形の面が8つある立体

柱状
細長い柱のような形で先が尖っているものもある

六面体
四角形の面が6つある立体

十二面体
五角形の面が12個ある立体

板状
板のように平たい形
鉱物の加工

ラフ
大きな結晶を砕いたままで磨かれていないもの石らしくゴツゴツしている

タンブル
大きな結晶を砕いたのち磨いたもの磨かれたことによって元々の輝きや透明度が増す

スライスカット
平たくカットして磨いたもの表面の模様が見やすい

ファセット
石の表面を多数の切り口でカットして磨いたもの計算されたカットから反射した光が輝く

カボション
ドーム状にカットして磨いたもの。真上から見た形は様々で石の模様や色が際立つ
鉱物を知る