


好奇心に火をつける
1988年から収集した鉱物、化石のコレクション。
こんなに珍奇で美しいものを独り占めするのはもったいない。
そんな想いから生まれたのが、
マッチ箱博物館
いつになっても「好奇心に火を点けて欲しい」そんな願いもあって、
マッチ箱の中に一つずつ、
本物の鉱物や化石、隕石に宝石を詰めました。
このLimited Editionでは、特別なコレクションから
大変レアなアイテムもご用意しました。
さぁ、あなただけの博物館のはじまりです。



アゲート
AGATE

アパタイト
APATITE

アマゾナイト
AMAZONITE

アメジスト
AMETHYST


アンモナイト
AMMONITE


星空の水晶
OIL IN QUARTZ

ガーネット
GARNET

黒曜石
OBSIDIAN

水晶
QUARTZ

タイガーアイ
TIGER EYE

トルマリン
TOURMALINE


糸の水晶
FARDEN QUARTZ

ペリドット
PERIDOT


恐竜時代の
昆虫入りコハク
INSECTS IN AMBER


ラピスラズリ
LAPIS LAZULI

ローズクォーツ
ROSE QUARTZ

ルチルクォーツ
RUTILE QUARTZ

妖石(あやかしいし)TM
YOOPERLITE
※1箱にランダムに入っています。


1.箱を開けて

2.ひっくり返すと

3.箱ごと飾れる



この Limited Edition では貴重なアイテムもご用意。
レアアイテムを手に入れて
あなたの博物館コレクションを完成させよう!


星空の水晶


糸の水晶


ラピスラズリ


アンモナイト
の化石


恐竜時代の
昆虫入りコハク
LINE UP


アゲート
AGATE
和名:瑪瑙(メノウ)
色:
白・赤・黄・緑・青・黒・褐色
モース硬度:
6.5 ~ 7
主な産地:
ブラジル・アメリカ・中国など
石英 ( セキエイ ) の微細な結晶が集まったものをカルセドニー ( 玉髄:ギョクズイ ) と呼び、そのグループの中で縞模様のはっきりしたものをアゲートと呼ぶ。アゲートは水晶と並び最も代表的な鉱物で、様々な色合いと模様を持つことから愛好家が多い。
日本をはじめ世界中で装飾品や魔除けとして使用されてきた。


アパタイト
APATITE
和名:燐灰石(リンカイセキ)
色:
灰色~青緑
モース硬度:
5
主な産地:
マダガスカル・インドなど
アパタイトは「あざむく」という意味のギリシャ語が名前の由来となった鉱物である。ちょっとした不純物が混ざることで、青、緑、黄色と色が変わり、アクアマリンなどの鉱物とよくまちがえられることが理由と思われる。やわらかく、傷がつきやすい。


アマゾナイト
AMAZONITE
和名:天河石(テンガセキ)
色:
水色~青緑
モース硬度:
6
主な産地:
インドなど
アマゾナイトは和名を天河石といい、南米のアマゾン地方で発見されたことが由来の鉱物である。ブラジルだけでなくインドやロシアなどいくつかの地域で産出する。宮澤賢治は自作の童話のなかで、リンドウの花を天河石に例えた。熱に弱く、強い力や急な温度変化で割れることがあるため注意が必要。


アメジスト
AMETHYST
和名:紫水晶(ムラサキズイショウ)
色:
ラベンダー~紫色
モース硬度:
7
主な産地:
ブラジル・ケニア・南アフリカなど
アメジストは和名をむらさき水晶といい、ケイ素の一部が鉄イオンに置きかわることで、むらさき色に発色した水晶を指す酒の神「バッカス」によってできた石とされ、それにちなみ “酔わない(よわない)” というギリシャ語アメテュストスから名付けられたと言われている。変色を防ぐため、直射日光はさけた方が良い。



アンモナイト
AMMONITE
和名:菊石(キクイシ)
分類:
化石 / 軟体動物類頭足類
モース硬度:
6.5 ~ 7
産地:
マダガスカル
アンモナイトはオウムガイに似た姿の生物。古生代 デボン紀初め(4 億年前ごろ)に出現し進化するが、中生代 白亜紀の終わり(6600 万年前ごろ)には絶めつした。断面にはいくつもの仕切られた部屋がはっきりと見られる。出口部分の部屋にはアンモナイトの本体が入っており、奥の部屋には浮きしずみを調節するための水とガスが入っていたとされる。本品は細部の観察にも適したコレクターグレード品である。



星空の水晶TM
OIL IN QUARTZ
和名:石油入り水晶(スイショウ)
色:
無色透明~白 / 内包物 : 透明・黄・褐色
モース硬度:
7
主な産地:
パキスタンなど
内部に液体(オイル)を含む水晶で、ペトロリアム(= 石油)クォーツとも呼ばれる。内包された石油には蛍光性があり、暗い場所で UV ライトを照射すると青白く浮かび上がり、星空のような美しさを楽しめる。また、気泡や内包物が入っていて、それらが中で動く様子を確認できるものもある。パキスタンで石油や天然ガスの採掘中に偶然発見された。
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ガーネット
GARNET
和名:柘榴石(ザクロイシ)
色:
ピンク・赤・オレンジ・黄・緑・褐色
モース硬度:
6.5 ~ 7.5
主な産地:
タンザニア・ケニア・マダガスカルなど
古くから神聖な石として崇められ、十字軍が身を守るお守りとして身に着けたと言われている。
共通の結晶構造であるものの、含有成分の違いにより約 16 種の変種に分類される。なかでも深紅色が有名だが、多様な色があり、カルシウムが少ないと赤系に、多いと緑~オレンジになる。高い硬度とガラスのような光沢をもち、透明度の高いものほど価値が高くなる。


黒曜石
OBSIDIAN
和名:黒曜石(コクヨウセキ)
色:
透明・緑・茶・黒・褐色
モース硬度:
6.5 ~ 7
主な産地:
アメリカ・メキシコなど
オブシディアンは和名を黒曜石といい、ほとんどが火山ガラスでできている。本来は岩石になるマグマが、地表に出て急激に冷え固まったことでできたガラス質の鉱物で、割ると断面がするどい刃(やいば)のようになることから、太古から槍(やり)の先や刃物(はもの)として使われていた。古くから「烏石(からすいし)」や「漆石(うるしいし)」とも呼ばれた。


水晶
QUARTZ
和名:石英(セキエイ)
色:
無色透明~白
モース硬度:
7
主な産地:
ブラジル・マダガスカルなど
水晶は、石英という鉱物の結晶が、目に見える大きさに成長したものである。水晶には様々な色や模様が存在するため、前に色や模様の名前をつけて「〇〇水晶」などと呼ぶが、無色透明~白色のものは単に「水晶」と呼ぶ。美しい六角柱状の結晶が特徴。電圧をかけると規則的にのび縮みする性質があり、クォーツ時計はその規則正しさを利用している。


タイガーアイ
TIGER EYE
和名:虎目石(トラメイシ)
色:
黄~黄褐色
モース硬度:
7
主な産地:
南アフリカ・ナミビアなど
タイガーアイは和名を虎目石といい、みがくと明るい色の層が、トラの目のようにかがやく鉱物を指す。
細かいわた状の石である石綿に石英(せきえい)が染みこみ、固まることでできる。細かいせんい状の結晶が平行に集まっているため、トラの目のようなかがやきが生まれる。
金運や仕事運を引き寄せる石としても広く知られている。


トルマリン
TOURMALINE
和名:電気石(デンキセキ)
色:
透明・黄・ピンク・赤・紫・青・緑・黒など
モース硬度:
7
主な産地:
ブラジル・アメリカ・アフリカなど
トルマリンは 40 もの変種のある鉱物グループの名称である。和名は電気石で、熱や まさつ を加えることで静電気を帯びるという特徴がある。多様な色のトルマリンがあり、特にグループの一種であるリチア電気石は色味が豊かで、同じ石の上下や内外で色が異なるものも多い。外が緑で内がピンクのものはスイカのように見えることから「ウォーターメロン」と呼ばれている。



糸の水晶
FADEN QUARTZ
和名:水晶(スイショウ)
色:
無色透明~白
モース硬度:
7
主な産地:
ブラジル・アメリカ・中国など
水晶は石英という鉱物の結晶が、目に見える大きさまで成長したもの。
色や模様の違いで多くの種類が存在する。なかでも、糸のような白い部分を内包することから、ドイツ語で糸を意味するファーデンクォーツと名がついた。糸状の部分の正確な生成過程は判明していない。不思議な結晶のかたちはとてもおもしろい。
糸は人の縁や、過去と未来など目に見えないつながりの象徴ともいわれている。


ペリドット
PERIDOT
和名:苦土橄欖石(クドカンランセキ)
色:
黄緑~緑褐色
モース硬度:
7
主な産地:
ミャンマー・アメリカ・ブラジルなど
地中のマントルに多く含まれる苦土( くど=マグネシウム ) かんらん石の一種で、鉄を含むことで黄緑色に発色した宝石質をペリドットと呼ぶ。また、宇宙から飛来するいん石に含まれるものもあり、透明度が高く地球のものとは異なる特徴を持つ。古代エジプトでは太陽の石と呼ばれお守りにされていた。



恐竜時代の
昆虫入りコハク
INCECTS IN AMBER
和名:虫入り琥珀(コハク)
分類:
化石
モース硬度:
2 ~ 2.5
産地:
ミャンマー
コハクは木の樹脂の化石で、樹脂に虫がからみつき、そのまま固まったものは虫入りとなる。本品はミャンマー産のコハクで、9900 万年前に存在した木の樹脂が化石となった(木の種類は不明)。まだ恐竜のほろんでいない時代にできたコハクである。※本品はおよそ9割に虫(全体か部分)が入っているが、虫ではなく泡(あわ)、植物、花粉、虫のフン、ドロなどが入っていることもある。
観察方法について>


ラピスラズリ
LAPIS LAZULI
和名:瑠璃(ルリ)
色:
白・青・金
モース硬度:
5 ~ 5.5
主な産地:
アフガニスタン・チリ・ロシアなど
ラピスラズリは和名を瑠璃といい、青色の中に金色の黄鉄鉱(おうてっこう)という別の鉱物が混ざっていることから、青金石(せいきんせき)とも呼ばれる。粉末が絵の具として使われ、フェルメールの『真珠(しんじゅ)の耳かざりの少女』や、ツタンカーメンの黄金マスクの装飾にも使われた。長らく希少な石であったが、現在はアフガニスタンで多く産出する。
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ローズクォーツ
ROSE QUARTZ
和名:紅水晶(ベニズイショウ)
色:
ピンク(半透明~不透明)
モース硬度:
7
主な産地:
ブラジル・マダガスカルなど
水晶(石英)の一種で、微量のチタンなど不純物を含み、半透明~不透明のピンク色に発色したものがローズクォーツと呼ばれる。そのチタンが起因し、水晶の特徴的な六角柱状結晶になりづらく、主にかたまり状で産出される。紀元前800年の遺跡からビーズが発掘されたり、世界の古代文化の遺物にも見られる。愛と美の象徴とされ、恋愛運を引き寄せる石とも言われている。


ルチルクォーツ
RUTILE QUARTZ
和名:針水晶(ハリスイショウ)
色:
無色透明 / 金・赤褐色・黒
モース硬度:
7
主な産地:
ブラジル・マダガスカルなど
水晶(石英の結晶)の中に、二酸化チタンを主成分とする金紅石(= ルチル)が入り込んだ鉱物。内包された針状結晶は光を強く反射し、その様から和名を針水晶という。ルチルは少量の鉄を含むと金色に発色し、鉄分が多いほど、赤褐色や黒色に変化する。古代ローマでは愛と美の女神ヴィーナスの髪を閉じこめた特別な石とされていた。


妖石 ( あやかしいし )TM
YOOPERLITE
和名:蛍光性方ソーダ石含有閃長岩
(ケイコウセイホウソーダセキガンユウセンチョウガン)
色:
灰・茶・暗褐色
モース硬度:
6.5 ~ 7
主な産地:
アメリカ・中国など
アメリカ・ミシガン州で 2017 年に発見された新種の岩石。近隣の人々の愛称「ユーパーズ」にちなんだ「ユーパーライト」の通称で注目を集めている。本品は中国雲南省産である。どこにでもある灰色の石のような外観だが、紫外線を照射すると明るいオレンジ色に輝く。これはこの岩石に含ま れる蛍光性のソーダライトによるものである。マッチ箱博物館では、内から燃えるように輝く、この奇妙な岩石を 『妖石』(あやかしいし)と命名した。
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