BRONZITE
【古銅輝石(こどうきせき)】
どんな石?
ブロンザイトは和名を古銅輝石といい、カルシウム、鉄、マグネシウムから成る「輝石」という鉱物グループの一種。輝石は結晶を作る原子がどう並んでいるかで「単斜(たんしゃ)輝石」と「斜方(しゃほう)輝石」の大きく2つに分けられている。ブロンザイトは斜方輝石に属しており、その中でもマグネシウムが多く、鉄が少ないものを指す。斜方輝石の中でも「エンスタタイト→ブロンザイト→しそ輝石→鉄輝石」の順番で鉄が多くなる。
もっと詳しく
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分類
ケイ酸塩鉱物
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化学組成
Mg2Si2O6
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色
茶
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産地
ブラジルなど
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条痕
白
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モース硬度
5~6
結晶の形
八面体
三角形の面が8つある立体
柱状
細長い柱のような形で先が尖っているものもある
六面体
四角形の面が6つある立体
十二面体
五角形の面が12個ある立体
板状
板のように平たい形
鉱物の加工
ラフ
大きな結晶を砕いたままで磨かれていないもの石らしくゴツゴツしている
タンブル
大きな結晶を砕いたのち磨いたもの磨かれたことによって元々の輝きや透明度が増す
スライスカット
平たくカットして磨いたもの表面の模様が見やすい
ファセット
石の表面を多数の切り口でカットして磨いたもの計算されたカットから反射した光が輝く
カボション
ドーム状にカットして磨いたもの。真上から見た形は様々で石の模様や色が際立つ
鉱物を知る