RED PHANTOM QUARTZ
【赤の山入り水晶(すいしょう)】
どんな石?
ファントムクォーツは、一度出来上がった水晶の結晶が再び成長したことで、結晶の中に別の小さな結晶が見えるものを指す。和名を山入り水晶といい、中の結晶を山に例えているが、英語では中の結晶を幽霊(ゆうれい)に例えてファントムと呼んでいる。また水晶とは、石英(せきえい)という鉱物の結晶が、目に見える大きさに成長したものである。
※「064 レッドファントムクォーツ」は「105 ファントムクォーツ」に統合されました
もっと詳しく
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分類
ケイ酸塩鉱物
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化学組成
SiO2
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色
無色とう明、赤〜赤茶色
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産地
チベットなど
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条痕
白
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モース硬度
7
結晶の形
八面体
三角形の面が8つある立体
柱状
細長い柱のような形で先が尖っているものもある
六面体
四角形の面が6つある立体
十二面体
五角形の面が12個ある立体
板状
板のように平たい形
鉱物の加工
ラフ
大きな結晶を砕いたままで磨かれていないもの石らしくゴツゴツしている
タンブル
大きな結晶を砕いたのち磨いたもの磨かれたことによって元々の輝きや透明度が増す
スライスカット
平たくカットして磨いたもの表面の模様が見やすい
ファセット
石の表面を多数の切り口でカットして磨いたもの計算されたカットから反射した光が輝く
カボション
ドーム状にカットして磨いたもの。真上から見た形は様々で石の模様や色が際立つ
鉱物を知る