OPTICAL CALCITE
【とう明な方解石(ほうかいせき)】
どんな石?
カルサイトは和名を方解石といい、大理石やセメントの原料である、石灰岩(せっかいがん)を構成する鉱物である。結晶の形や色が多種多様で、やわらかく、酸に弱い。1本の線の上に、とう明のカルサイトを置くと線が二重に見える、複屈折(ふくくっせつ)という現象が有名である。複屈折を見られる鉱物は他にもあるが、カルサイトほどきれいな複屈折は、まれである。
※「086 オプチカルカルサイト」は「104 カルサイト」に統合されました
もっと詳しく
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分類
炭酸塩鉱物
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化学組成
CaCO3
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色
無色とう明
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産地
メキシコなど
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条痕
白
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モース硬度
3
結晶の形
八面体
三角形の面が8つある立体
柱状
細長い柱のような形で先が尖っているものもある
六面体
四角形の面が6つある立体
十二面体
五角形の面が12個ある立体
板状
板のように平たい形
鉱物の加工
ラフ
大きな結晶を砕いたままで磨かれていないもの石らしくゴツゴツしている
タンブル
大きな結晶を砕いたのち磨いたもの磨かれたことによって元々の輝きや透明度が増す
スライスカット
平たくカットして磨いたもの表面の模様が見やすい
ファセット
石の表面を多数の切り口でカットして磨いたもの計算されたカットから反射した光が輝く
カボション
ドーム状にカットして磨いたもの。真上から見た形は様々で石の模様や色が際立つ
鉱物を知る