AXINITE
【斧石(おのいし)】
どんな石?
結晶のシャープなエッジが斧(ax)の刃のようであることからこの名前がついたアキシナイト。色は褐色系のものが多いが、黄色や紫、ピンク色のものなども発見されている。トルマリン(電気石)のように熱を加えると静電気を帯びる性質がある。また角度により色が異なって見える性質(多色性)も興味深い鉱物である。すでに鉱山が閉鎖されているが、かつては日本でも大型のアキシナイトが産出した。
もっと詳しく
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分類
ケイ酸塩鉱物
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化学組成
Ca2(Mn,Fe)Al2BO3[Si4O12]OH
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色
褐色、黄色、紫、ピンクなど
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産地
アメリカ、パキスタン、タンザニアなど
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条痕
白
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モース硬度
6~7.5
結晶の形
八面体
三角形の面が8つある立体
柱状
細長い柱のような形で先が尖っているものもある
六面体
四角形の面が6つある立体
十二面体
五角形の面が12個ある立体
板状
板のように平たい形
鉱物の加工
ラフ
大きな結晶を砕いたままで磨かれていないもの石らしくゴツゴツしている
タンブル
大きな結晶を砕いたのち磨いたもの磨かれたことによって元々の輝きや透明度が増す
スライスカット
平たくカットして磨いたもの表面の模様が見やすい
ファセット
石の表面を多数の切り口でカットして磨いたもの計算されたカットから反射した光が輝く
カボション
ドーム状にカットして磨いたもの。真上から見た形は様々で石の模様や色が際立つ
鉱物を知る