FLUORITE
【蛍石(ほたるいし)】
どんな石?
フローライトは和名を蛍石といい、カルシウムとフッ素が合わさってできた鉱物のことである。熱したり紫外線(しがいせん)を当てたりすると光るが、強く熱するとくだけて飛び散るため、注意が必要である。へき開という、たたくとある特定の方向に割れ、なめらかな平面が現れる鉱物の性質を持つ。八面体のフローライトは自然にできた結晶ではなく、このへき開を利用して作られている。
※2023年2月以前に出荷されたものをお持ちの方には「006 グリーンフローライト」「020 レインボーフローライト」「093 パープルフローライト」「094 ミルキーフローライト」と記載してありますが、全て「102 フローライト」に統合されました
もっと詳しく
-
分類
ハロゲン化鉱物
-
化学組成
CaF2
-
色
むらさき、緑、白など
-
産地
中国など
-
条痕
白
-
モース硬度
4
結晶の形
八面体
三角形の面が8つある立体
柱状
細長い柱のような形で先が尖っているものもある
六面体
四角形の面が6つある立体
十二面体
五角形の面が12個ある立体
板状
板のように平たい形
鉱物の加工
ラフ
大きな結晶を砕いたままで磨かれていないもの石らしくゴツゴツしている
タンブル
大きな結晶を砕いたのち磨いたもの磨かれたことによって元々の輝きや透明度が増す
スライスカット
平たくカットして磨いたもの表面の模様が見やすい
ファセット
石の表面を多数の切り口でカットして磨いたもの計算されたカットから反射した光が輝く
カボション
ドーム状にカットして磨いたもの。真上から見た形は様々で石の模様や色が際立つ
鉱物を知る