TIGER DENDRITE
【虎縞(とらじま)模様の樹枝(じゅし)状結晶入り瑪瑙(めのう)】
どんな石?
木の枝のような模様が、まるで植物を閉じ込めたかのようで目を引く石。この模様はアゲート(瑪瑙)に鉄やマンガンなどの金属イオンが流れ込み結晶化することにより形成される。このような特徴を持つアゲートを、樹枝状結晶(デンドライト)が含まれるアゲートという意味で「デンドライトアゲート」と呼ぶ。
そしてデンドライトアゲートの中でも、地のアゲートに黄色や黄土色の部分が見られ、そこに黒いデンドライトが含まれるものは虎の縞のような模様を見せることから「タイガーデンドライト」と呼ばれている。
もっと詳しく
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分類
ケイ酸塩鉱物
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化学組成
SiO2
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色
アゲート:白・黄色・黄土色 デンドライト:黒
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産地
インドネシア、インドなど
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条痕
白
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モース硬度
白
結晶の形
八面体
三角形の面が8つある立体
柱状
細長い柱のような形で先が尖っているものもある
六面体
四角形の面が6つある立体
十二面体
五角形の面が12個ある立体
板状
板のように平たい形
鉱物の加工
ラフ
大きな結晶を砕いたままで磨かれていないもの石らしくゴツゴツしている
タンブル
大きな結晶を砕いたのち磨いたもの磨かれたことによって元々の輝きや透明度が増す
スライスカット
平たくカットして磨いたもの表面の模様が見やすい
ファセット
石の表面を多数の切り口でカットして磨いたもの計算されたカットから反射した光が輝く
カボション
ドーム状にカットして磨いたもの。真上から見た形は様々で石の模様や色が際立つ
鉱物を知る