【虫などが入った樹脂(じゅし)の化石】
どんな化石?
ミャンマーで採れた、中に虫が閉じこめられた琥珀(こはく)。琥珀は木の樹脂(じゅし)の化石で、樹脂に虫がからみつき、そのまま固まったものは虫入りとなる。このミャンマーの琥珀は9900万年前に存在した木の樹脂が化石となった(木の種類は不明)。他の地域で採れるものよりも年代が古く、恐竜のほろんでいない時代の樹脂からできた琥珀である。
※本品はおよそ9割に虫(全体か部分)が入っているが、虫ではなく泡(あわ)、植物、花粉、虫のフン、ドロなどが入っていることもある。
もっと詳しく
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時代
中生代 白亜紀
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産地
本品はミャンマー・カチン州産である
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補足
虫入り琥珀は貴重なので、欠けやヒビのある石も入っていますが、捨てずに使用しています。
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